※ 地図は、AVIS HomePage (MapQuest社?)のものです。

バーデン−バーデン −> ブルーフザール -> ハイデルベルク
886.6 km-> 956.8 Km -> 999.8 Km

ドイツ:バーデン−バーデン・ブルーフザール・ハイデルベルク ☆5☆


Baden-Baden

11月18日(水)

Baden-Badenの町を散策する。
ホテルの目の前のシュティフト教会(Stiftskirche)、すぐ横の市庁舎(Rathaus)、新宮殿(Neues Schloss)・・。
ふらふら散策しているととても不思議な物を発見。なに!? 空高く、大きなつぼのようなものが掲げられているではないか!周りを見回したが、特に説明などは見あたらなかった。
FOTO:不思議な壷
Baden-Baden
岩壁のようなところに、ドアが1つ。なにかな?と思っていると男の人が2人やってきた。どうやら源泉への扉らしい。中に入っていったので、わたしもちょっと覗いてみるがもうもうとしていてなにも見えなかった。彼らはどうも検査かなにかに訪れたようだった。
FOTO:源泉への入り口?

その下あたりに飲泉場があった。洗面器のようなところに湯がたまっていた。ちょっと指につけてなめてみるとしょっぱい。蛇口のようなものもついていたが、湯はでていなかった。
そこへ一人のおばあちゃんが現れた。ペットボトルを持っている。そのおばあちゃんにわたしは、「これは飲めるのですか?」と聞いてみる。
おばあちゃんには聞こえなかったのか、返事がない、もう一度繰り返してみる。・・・、とおばあちゃん、突然、「お〜、お水がない!なんということだ!」そうして、頭をかかえながら「オ〜マインゴ〜ット」と言ってものすごくショックを受けた様子で、わたしには目もくれず立ち去っていったのだった。
Burchsal
今日は、ハイデルベルク(Heidelberg)へ向かう。
途中、ブルヒザール(Burchsal)に寄る。ここにはBurchsal城という、修復されたとてもきれいなお城がある。中は宮殿博物館?と機械楽器博物館になっていた。両方見学できるチケットを購入。(7DM)

入り口で、機械楽器博物館は13時からしか見学できないと言われた。私たちは、私たちだけで、宮殿を見学。のんびり見学していたら13時になった。本来は宮殿も解説付きで見学できるらしい。
Burchsal
はぁはぁ息を切らせて品のよさそうなおばさんが飛び込んできた。入り口で待っていた私たちに何か話しかけてきたがよくわからなかった。機械楽器博物館のガイドさんだった。
説明はドイツ語で受けた。重要そうで、理解できた部分だけを私がかいつまんで、となりで「?」という顔で聞いている主人に説明した。説明は楽器ということもあってわりとわかりやすかった。

それより、なにより、この機械楽器のすばらしいこと!! 機械楽器って最初、「何?」と思ったが、ようするに自動演奏する楽器で、オルゴールや、自動ピアノといったものである。こんなすばらしい楽器をガイド付きでたった7DMで見せて、聞かせてくれるなんてこの近くまで行ったら、ぜひ立ち寄っていただきたいと思う。
FOTO:右:ブルーフザール城、左:機械楽器

2人とも感激しながらハイデルベルクへ向かう。
手元にあったホテルリストを眺め、なるべく便利そうで安そうなところを探そうと思うが、これがまた面倒なので、とりあえず1つ目星をつけて、町の中心に位置するホテルへ飛び込んだ。
コルンマルクト(Kornmarkt)という広場の脇にあるその名もHotel am Kornmarktというホテルだった。バスなしで130DM、最上階でハイデルベルク城が実によく見えるよい部屋が空いていた。(というより、この日はがらがらだったのだが)。
エレベータがなかったので、2人とも泣きながら重い荷物を部屋まで運んだ。このホテルのアウトバス、なんとバスタブつきだった。
Heidelberg
さて、ホテルも確保できたのでさっそくハイデルベルク城へ。
中へ入るのは約10年ぶり、新婚旅行以来だったので二人で懐かしがりながら見学。入ってすぐのところで、日本人がワインを売っていた。中にはあちこちに日本語の張り紙が・・・。がっかりする。
薬事博物館もおもしろかった。城内そのものの見学は時間がなくてできなかった。
FOTO:ホテルの窓から、ハイデルベルク城

夜、インターネットで知り合った人にあう。3人でVetter Alt-Heidelberger Breuhausへ行き、飲みながら歓談。彼はたいへん日本語がうまく、ほとんど日本語で話をした。日本人は英語が話せない人が多いという事実にかなり驚いていた。また、主人がやたらと難しい日本の文化のようなものを話すので、(もちろん日本語で)彼はそうとう疲れただろうと思う。最後に「もっと日本語を勉強しなくては…」とつぶやいていた。今度は日本で再開できるのが楽しみだ。
泊:Hotel am Kornmarkt (130DM)
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