※ 地図は、AVIS HomePage (MapQuest社?)のものです。

バーデン−バーデン −> フロイデンシュタット -> シルタッハ ->
グータッハ -> ショーナッハ -> オッフェンブルク -> バーデン−バーデン
654.8 Km -> - -> - -> - -> 774.8 Km -> - -> 886.6 Km

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ドイツ:バーデン−バーデン・シュバルツバルト ☆4☆


Schiltach

11月17日(火)

今日はガイドブックで見つけた、世界一大きいカッコウ時計を見ようと計画。しかし、雪が心配だ。
とりあえず、行けるところまで行って、危なくなったら戻ってこようと出発した。

黒い森山岳道路(500号)を走る。途中、途中にかわいいペンションがあって、雪景色もとてもきれい。幸い道路には雪はなかった。対向車の様子に注意しながら走る。(チェーン着けているとか、雪をいっぱい積んでいるとか…) フロイデンシュタット(Freudenstadt)に着くと、とたんに雪が多くなった。これはまずいかも…。しかも雪が激しく降り始めてきた。主人の顔が固まっている。ほとんど亀のように車を進める。引き返すかどうか、迷う。今来た方向はかなり暗い。絶対雪が降っているに違いない。それに引き替え、目指す方向は明るい。青空も見えているくらいだ。これなら、きっと前進した方が安全に違いないと判断して、目的地の方へ行くことにした。
Wolfach
シルタッハ(Schiltach)、ヴォルファッハ(Wolfach)、トリベルク(Triberg)と進み、あとわずかというところでまたも雪が道に現れる。しかし、ここまで来たらえいやぁ、ということでショーナッハ(Schonach)に到着。
FOTO:右:シルタッハ付近、左:ヴォルファッハ付近
Kuckuku
家具屋さんの前の駐車場に無断で車を止めて、カッコウ時計を探す。カッコウ時計のことをドイツ語ではクックックスウーアと言う。なんともかわいらしい発音だ。スーパーで買い物をしていたおばちゃんに聞いて、場所を教えてもらう。
てくてく、てくてく・・・。あったぁ。

道から一段下がったところに、小屋のような建物。それが世界一大きいカッコウ時計だった。裏から眺め、表にまわると、あ〜、ちょうどカッコウ時計のふたがしまっていくところだった。残念。
それでも、そのカッコウ時計の前で記念撮影。バシバシ写真を撮って、寒いのでさっさと車に戻る。無断駐車も心配だったし・・・。念願のカッコウ時計を見ることができて幸せいっぱいで、オッフェンブルク(Offenburg)経由でBaden-Badenへと戻る。
FOTO:右:カッコウ時計の看板、左:カッコウ時計
Kuckuku
さて、今日はもう一つの浴場、フリードリヒス浴場へ。(48DM:3時間半、ブラシマッサージ付き)
カラカラ浴場と同様にチケットを購入し、更衣室で衣類を脱ぎ(ここは裸)、ロッカーに入れ、なにも持たずに進む。入り口できれいなお姉さんが、お手伝いしましょうか? 初めてですか? と声をかけてくる。はい、と答えると、まずサンダルを貸してくれる。私の足を見て、あなたは小さいのね、と言われる。白いテーブルクロスのようなバスタオルを貸してくれるので、あとはそれを持って番号通りに進んでいけばよい。

まずはシャワー(3分)。うわぁ〜、やっぱりしょっぱい! 次にサウナ。53℃、15分。ベッドのようなところにバスタオルを広げ、横になった。次もサウナ、68℃、5分。私より少し前にそちらに進んだドイツ人と思われるご婦人がなかでうろうろしていた。いすに座ってみるものの、いす自身がかなり熱く感じるらしい。
熱いですか?と尋ねるとすごく熱いです、と言った。私も熱いのか、と思いながらタオルを広げ、ん? ちょっと熱いかな? と思ったものの、横になる。そのご婦人は結局がまんできず、すぐに出ていってしまった。

汗もでて、シャワーを浴び、いよいよボディーマッサージ。手術台のようなところに寝かされて、たわしのようなもので体をごしごしこすられる。これはかなり痛い。もう少し丁寧にマッサージしてくれるのかと思ったが以外にあっさりと終わった。シャワーを浴び、ミストサウナへ。45℃、10分×2回。これは女性用だけらしい。男性の方には、別にもう一つ熱いミストサウナがあるらしい。
Friedlichs
さあ、いよいよお風呂。今日は混浴の日なのでここからは混浴になる。ドアを開けると目の前には男の人が2人湯に入っていた。主人を捜すが見あたらない。しかたなく、とりあえずそこに入る。36℃、10分。中央の浴槽のさらに向こう側の浴槽に主人の姿が。お互いに手を振る。おいで、おいでをする。頑固に二人とも動こうとはしない。根負けして主人の方がこちらにやってきた。(やった!)
次は34℃の湯に15分、その次は28℃のほとんど水に5分。ここではエクササイズするように書かれているようだ。丸い浴槽の中をぐるぐると泳ぎ回った。
まったくなにも着ていない状態でこんなに泳いだのは初めてだ。なんとも不思議な感じである。

時間があったので、また他の湯で遊んだりして、また、男女別々に次のコースへと進む。シャワー8分。シャワーを8分間浴び続けるのって、結構大変。それになんだか体がひりひりする。よく考えてみればこれはボディーマッサージのせいだった。お腹のあたりが真っ赤になっている。最後の入浴は水風呂。18℃、短い時間。このあと、またバスタオルを貸してくれる。体を拭く時間まで指定されている。4分。そして、クリームを体にぬる。8分。
最後は休息、30分。ここで、大変な失敗をしてしまった。暖かな毛布に包まれて、とても気持ちよく、30分で起こしてくれるものと信じて眠ってしまった。ふと気が付くとなんだか誰もいない。時計を見ると、うわぁ〜、大変だ〜、1時間以上も約束の時間を過ぎている!! このあとの行動は自分でも信じられないくらいすばやかった。

待ち合わせの場所に行くと、主人は別に特別心配していた様子もなく、ぼ〜っと私のことを待っていた。
謝る以外、私にはなすすべがなく、あとからさんざんいじめられたことは言うまでもない。

夕食のためにレストランを探したが、適当なところが見つからず、結局、前日と同じ店に入った。どれもなかなかおいしくて当たりのレストランだった。
泊:Hotel am Markt (118DM)

FOTO:フリードリヒス浴場

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