ドイツ:バスタイ渓谷・バート シャンダウ ☆9☆


11月22日(

今朝は、なんと氷点下16度! 激寒い!!
今日は、もう何年も前から行ってみたいと思っていたバスタイ渓谷へと向かう。バスタイ渓谷のあるザクセンスイスと呼ばれる地方は写真で見る限りとてもきれいなところだ。ミヒャエルたちも初めて行くという。生意気にも私は地図を片手にナビゲート。ドレスデンからエルベ川沿いを走る。美しい車窓を楽しみながらバスタイへ近寄っていく。平原のようなところを車は走り、バスタイ渓谷を観光するための駐車場へと到着した。
こんなまっ平らなところに本当にあの写真でみた壮大な渓谷があるというのだろうか…。駐車場から10分も歩かないうちにその景色は、想像を絶する壮大さで現れたのだ。
今日は本当に天気がよい。抜けるように青い空。透き通る空気。切れるような寒さ。
いったいどうして、このような造形が自然に作られたというのだろう? 思った以上のすばらしさに感動もひとしおだ。高いところは苦手の私だがみんなで散策道をすごいすごいと感嘆の声をあげながら、歩き回った。エルベ川がはるか下に見えている。
ここからさらにチェコとの国境に近づいたところに、バートシャンダウという温泉保養地がある。今夜はそこで宿泊の予定。そこは小さな町だった。ホテルを探しながら車で走っているとあっというまにその町を通り過ぎてしまった。引き返してきてよさそうなホテルに入ってみた。パークホテルはエルベ川沿いに建つ大きなホテルだ。
そこに決めて、荷物を部屋に運び、そして町の散策にでかけた。50mもいっきに登るエレベータのある塔に登った。(彼らは本当に高いところが好きらしい^^;)登ったところにはなぜか小さな動物園。あらいぐま、山ねこなど。
夕闇迫る、バートシャンダウの町を見下ろす。
夕食はホテルのレストランで。ビールを注文したミヒャエルたちはビールを暖める金属製の筒のようなものもいっしょに頼んでいた。中には湯が入っているようだ。ビールを暖めて飲むなんて変なの。彼ら曰く、これがお腹に優しいビールの飲み方とか。そりゃぁそうかもしれないが、やっぱりビールはキリリと冷えてなくちゃぁねぇ。
食後、ホテルのサウナやジャグジーに入った。やっぱり混浴。だいぶ慣れてはきたけど、ミヒャエルが一緒でなくてちょっとよかったと思った。日本人にはちょっとはずかしいです。知っている男の人との混浴は。
グドゥルンは、うちのダンナと一緒でも平気そうな顔をしていた。ドイツ人は違うんだなぁ。

泊:Park Hotel
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