チェコ:プラハ ☆13☆


11月26日(木)

昨年、はたせなかったプラハ城内を見学。2時間半も乗ったバスと同じ料金のわりには期待はずれといった感じを受けた。教会の中はきれいだったが、お城の中は広くてなんとなく閑散とした雰囲気だ。ただ、部屋のすみにある陶器製の暖炉がまだ実際に使われていて暖かかったのが驚きだった。抱きつくととてもきもちいいのだ。
12時からの衛兵交代式は大変おもしろい。たくさんの衛兵さんがいかめしい顔で式を行っている。しかし、そのたくさんの衛兵さんよりたくさんなのが観光客だ。この寒いのに、自分たちも含め、観光客っていっぱいいるなぁ。
その後、カレル橋を渡り、コンサートチケットを購入しようと思ったら、現金でないと買えない。手持ちの現金がない。周りで銀行を探すが、ぜんぜん見つからない。このあと、2時間近くも銀行探しをした。どれが銀行かわからないのだ。結局、プラハ駅まで行って、昨年も利用した銀行でお金をおろした。
ウィーンまでの切符も購入する。プラハから直接ウィーンへ向かうより、ブルノで途中下車したほうが少し、安かった。不思議だ。あらかじめ調べておいた列車で、ブルノで2時間ほどの時間がとれることがわかっていたので、私たちはもちろん、ブルノ経由の切符を購入した。
ホテルに戻って急いで夕食をとり、着替えて、演奏会会場へと向かった。どうぞ、当日券がまだありますようにと祈りながら…。祈りが通じたのか、時間5分前くらいにチケットを手に入れ、バルコンの席へ。チェコフィルで、ドボルザークとエルガーの曲を聞く。すご〜〜い!うま〜〜〜い!! 身を乗り出して、感激しながら聞き入った。
ウィーンフィルよりも、ベルリンフィルよりもうまい気がした。ただ、フルートだけがちょっと気になった。
ラッパは特別すばらしかった。こんなうまいラッパは聞いたことがないというくらい。
演奏会後、ホテルに戻ってちょっと贅沢にホテルのナイトクラブへ。
ワインを飲みながらすばらしい演奏について語り合った。

泊:Hotel Astra
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