チェコ:ピルゼン・マリアンスケラーズニェ ☆9☆


10月02日(木)

Plzen1

当初の予定ではこの日、カルロビ・バリヘ行くことになっていた。しかし、東欧レールパスが余ってしまうこともあり、電車でマリアンスケ・ラーズニェへ行くことにした。足のまめが痛む父は母とともにプラハに残ることになる。私は、主人と二人、朝7時にペンションを出発した。
ピルゼンでひょっとして接続の列車があるかと思ったが、1時間半近くなかった。

Bier Museum ちょうどいいので、ピルゼンを観光することに・・・。もともとなにもないと聞いていたので、市庁舎を見て、ビール博物館へ行く。朝早いせいか、誰もいない。博物館、貸し切りで見学。古いジョッキや大きな樽などなかなかおもしろい。
となりの店に入ってビールを飲んでみることにした。アルコール12%のビールはとってもおいしかった。そんなに強い感じがしない。2人で1杯だけを急いで飲んだ。日本円にしてたったの60円ほどだった。
FOTO:旧市庁舎・ビール博物館
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やっと、電車を乗り換える。なんだかのんびりした電車だなぁ、と思いながら乗っていると車掌さんがなにかを叫びながら歩いてくる。そして、私たちのところで立ち止まり、どこまで行くのか尋ねた。マリアンスケ・ラーズニェまでと答えると次で乗り換えだという。えっ?なんで?よくわけがわからなかった。しばらくするとまた、車掌さんが叫びながら歩いている。そして、わたしたちにアウトブスに乗り換えてねと言って通り過ぎていった。

駅に着く。みんなが降りていく。側にいた男の人がここで降りるんだよみたいなしぐさをした。私たちはよくわからないまま電車から降りて、みんなのあとを着いていった。
そこには何台かのバスが止まっている。バスの運転手に「マリアンスケ・ラーズニェ?」と尋ねて乗り込む。バスはすごい田舎道を走っていった。いったい私たちはどこへ連れて行かれるのだろう?と思いながら乗っていると、また、駅へ着いた。皆が降りていく。私たちはまた、「マリアンスケ・ラーズニェ?」とバスの運転手に尋ねると、線路の方をさして電車に乗れと言われた。言われるがままに電車に乗り込む。まもなく発車し、そうして私たちはやっとマリアンスケ・ラーズニェにたどりついた。すでに1時半を過ぎていた。
FOTO:共和国広場で・聖バルトロミェイ教会
Marien Bad
今日はめずらしく、小雨までぱらついている。今度は町中へ行くバスの切符を買う方法がわからなくてうろうろする。実はなんていうことはなく、バスの運転手の横に自動販売機があったのだ。
やっとの思いでたどり着いたマリアンスケ・ラーズニェの町中は雨に濡れてしっとりと美しかった。木もきれいに黄色や赤に紅葉していた。
Oplatky
目的の温泉せんべいを購入し、ばら売りの物も買って、その場で食べた。ほとんどゴーフルといった感じでちょっと甘いがとてもおいしい。お土産用に9箱も購入。それから、コロナーダで飲泉用のコップを購入して、温泉を飲む。おいしくない!
一応の目的を果たした私たちは途中の店でボヘミアグラスのビールジョッキを2つ購入してプラハへ戻る。帰りはバスに乗り換えさせられることもなく3時間半ほどでプラハに着いた。ペンションについたら7時半を過ぎていた。1日よくがんばったなぁと感心する・・・
FOTO:コロナーダ・ラーズニェスケ オプラツキーというお菓子の箱(これがおいしい!)


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