オーストリアとの国境にあるハンガリーの町、ショプロン。
ハンガリーといえば、世界三大珍味のひとつのフォアグラの名産地。
このフォアグラが日本の10分の1ほどの値段で食べられる。
私はこれが目的で、ウィーンから一番近くて行きやすいこのショプロンにでかけた。
十分日帰りが可能だ。
友達とショプロンに到着後、3000円をフォリントに替えた。
さて、まずはパン博物館に。(写真左下)
おばあちゃんが2人で案内してくれたのだが、ハンガリー語なので、ほとんどなにを言っているのかわからない。
それでも、なんだか楽しくて笑いながら見学した。
中央広場にある火の見塔に登ったり(写真右上)買い物をしたり、、、
物価の安いハンガリーで3000円を使い切るのに一苦労。
夕食は早めに中央広場のところにあったレストランで。
なるべく高いワインを頼んだり、フォアグラを食べたり・・・。
なんとも贅沢な日帰り旅行となった。
それから約3ヶ月後・・・。
私は一人でこの町を再び訪れた。
今度はペンションに2泊した。
目的はもちろん、フォアグラと買い物。
ガイドブックに載っているような博物館にもほとんど入りつくした。
台所用品やぬいぐるみ、洋服などを買ってウィーンへ戻ったのだが、ショプロンの駅で両手にたくさんの荷物を持っていたからか、捕まった。
「それはなんだ?」と言われて、しどろもどろのドイツ語で説明した。
一生懸命説明しているのに、「ドイツ語が話せるのか、チェコスロバキアに行ったか?」といきなり関係ない質問が・・・。「チェコには行ったけど、スロバキアには行っていない」と答えると、「いつ行った?」
「7月とえっと、えっと、、、」と考えていると「タバコは持っているか?」と、また別の質問。
「持っていません」「じゃ、もういい」といってやっと解放された。ふ〜。