ドナウ川、イン川、イルツ川の3つの川に挟まれた国境の町。
初めてNHKのラジオ講座でドイツ語を勉強したときにこの町の紹介があった。
そのときからいつかきっと行ってみたいと思っていた町だ。

とっても小さいまちだが、見所はぎっしりとつまっている。
ドームで聞いた、パイプオルガンはすばらしかった。
内部もとても美しい。(写真右)

町からドナウの向こう側にオーバーハウス要塞というところがあり高台から町を見下ろすとこれまたとってもすてきだ。
夕食はドナウ川を見下ろすテラスでとった。
そのレストランはいつも混んでいて、一人だった私のところに相席を求めてきたキャリアウーマン風の2人がいた。

軽く挨拶をかわして、私はぼ〜っと川を眺めながら食事をしていた。
しばらくすると一人が私に話しかけてきた。
ちょっとした会話をしていたら、彼女が「あなたのドイツ語はいいひびきね」みたいなことを言ってくれた。
ドイツ最後の滞在となった地でこのように言ってもらえてものすごくうれしかった。
よい思い出となった。