ミュンヘンを訪れたのはもう何度目だろうか。
はじめて訪れたときはここでお正月を迎えた。

さて、今回は6月にはいったというのに、ものすごく寒い。
友達と有名な市庁舎の仕掛け時計をみたくらいで、あとはカフェで暖をとっていた。

ミュンヘンに住むかたとお会いし、ワインを一緒にいただいた。
同席したドイツ人はとても陽気で、せっかくお会いできたかたを取られてしまった。
そのドイツ人が帰ると、また一人のドイツ人がやってきてやっぱり陽気に話して帰っていった。
南ドイツの人はなんとも気さくだ。

ひとりで、再びミュンヘンによったとき、一人でビールを飲んでいたら前に座った人が話しかけてきた。
「ミュンヘンはおもしろいかい? どうしてみんなミュンヘンに来るんだろう、ミュンヘンの人たちはどうして昼間からビールをみんな飲んで、陽気にさわいでいるのだろう、不思議だ」というようなことを言った。
彼はライプツィッヒから来たと言っていた。

東ドイツに人にとっては南ドイツのこの雰囲気が不思議らしい・・・。