1996.7.3 ユングフラウヨッホ (スイス)
7月03日(水)
登山電車に乗るため、グリンデルヴァルトに出発。今日は最高にいい天気。(Wunder
Schoenes Wetter!)
グリンデルヴァルトで昔の日本の電車の切符のような固い切符をわたされる。それにはこれから登って降りるまでの駅名が書かれている。なんとその切符、1万円以上もするらしい。ツアコンさんも絶対になくさないようにと念をおしていた。さすが、物価の高いスイス!
さて、登山電車に乗る。また、席取りが下手だといって怒られているご主人が・・・。かわいそうに・・・。
私は、谷側の景色がよく見える席をしっかり確保。でも、かわいそうだったので、途中で場所を変わってあげた。
途中、クライネシャイデックで乗り換え、さらに2つの駅に停車した。この駅、岩の中にあってただただ観光のためだけに停車する。岩には大きな窓がついていて、そこから外の景色を数分間だけ眺めるのだ。しかし、わたしはその景色を見た時、なんか変だなぁと思った。9年くらい前に来た時、こんなに大きな窓があっただろうか??みんなで交代に小さなまどから覗いたような気がするのだ。
ツアコンさんに「この窓昔からこんなに大きかったですか?」と尋ねると「観光客が増えてきて、年々窓のサイズが大きくなってくるのよ。」とのことだった。なぁあるほど・・・。
そういえば、観光用の岩の中の駅も1つしかなかった気がする。
山頂駅に到着。絶対に走らないようにとの注意を受けた。だって、ここは海抜4000m近い。走ったりしたら、酸欠でぶったおれるのだ。でも、わたしは平気。さっさと観光に向かう。エレベーターに乗ってさらに上へ。展望台からの眺めはそれはそれは表現できないほど美しかった。天気がいいって本当に幸せ。
展望台の次は氷河へ。ロープトーを使って、たくさんの人がスキーを楽しんでいた。走れない人はここでスキーは無理だな。と思いながら眺める。うらやましいなぁ。わたしもやりたい!
登山電車で下山。この途中には駅がない。クライネシャイデックまで降りてくる。ここで、お昼。すばらしい景色を眺めながらの食事は最高。ユングフラウヨッホもアイガーもメンヒも実に美しく見えている。
なぜかここにおにぎりを売りに来るおじさんが・・・。もう、いかに日本人観光客が多いか良くわかるって言うものだ。
夜は、スイスといえばフォンデュー。で、ミートフォンデューを食べる。しかし、レストランがやたらと暑い。さっさと食べてわたしは外に出る。ジュネーブで宿泊。
FOTO:左:真っ白の三角がユングフラウヨッホ、右上:グリンデルヴァルト、右下:クライネシャイデック
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