１９９６．７．１〜２ ロマンティック街道 ・ ライン下り
７月０１日（月）
今日はロマンティック街道と古城街道を通ってハイデルベルクへ向かう。
今日もやっぱりすごく寒い。昨日、冷えた上にビールを流し込んで、お腹をこわした人が数人いた。わたしは頑丈なのかなんともなし！
バスは何度もトイレ休憩を取りながらロマンティック街道を進むこととなった。
途中立ち寄った、ローテンブルクはとてもきれいな町。わずかな自由時間があったので、お店をいろいろ見てまわる。Eisweinを売っているお店を発見し、入る。お店の人にどれがいいかな？と尋ねる。いろいろ説明してくれた。もっともいいワイン（ゴールドラベル）は高かったので、シルバーラベルのものを購入。ハーフボトルで約７千円。いやぁ、奮発しました。なにか、記念の時に開栓しよう。
この時、お店の人が言っていたのだが、ここ数日、まるで冬が戻ってきてしまったかのように寒いそうだ。本当に寒い。
ローテンブルク以外は、バスの中から観光を続けながら、ハイデルベルクに到着。もうすでに夕食の時間。イタリア料理屋につれていかれて、よくわからないものを食べた。すでに２０時を回っていたが、まだ明るかったので、両親にどうしてもハイデルベルク城を見せたくて、町にでかける。
ハイデルベルク城の中にはとても大きなワイン樽がある。直径３ｍ以上あるだろう。本当はそれを見せたかったのだが、こんな遅い時間に中に入れるはずがない。
とりあえず、カールテオドール橋まで行って、下からハイデルベルク城を眺めた。上に行けば、きっと町並みがきれいに見えるだろうということになり、町並みが見えるところまで、ハイデルベルク城に向かって登った。しかし、登っても登っても木立に隠れて、町が見えない。私たちはどうしようか、どうしようかと言いながら、結局ハイデルベルク城まで登ってしまった。
まもなく、２２時になるところだった。だいぶ薄暗くなっていた。夕闇迫る町を眺め、下山。メインストリートにあるカフェで一休みしてからホテルに戻ることにした。父はビール、私と母はコーヒーを飲んで体を温め、ホテルに戻った時には２３時を回っていた。
FOTO:上左右：ローテンブルク、下：ハイデルベルク城（夜９時過ぎに撮影！）
７月０２日（火）
ノイシュバンシュタインにロマンティック街道ときたらお次はライン下りと決まっている。今日は、ライン下りだ。
最初はみんな張り切って、甲板に出ていたが、やっぱり寒い。わたしもかなり長時間、頑張ったが結局、船の中に入って暖かいコーヒーなどを飲んでいた。ライン下りより、ドナウ下りの方がきれいかもしれないと思った。
ザンクトゴアルスハウゼンに到着し、昼食。入ったレストランの水を入れるグラスがとてもかわいかったので、１つ失敬してきてしまった。^^;
FOTO:ライン下り、スケッチ：ザンクトゴアルスハウゼン
さあ、またバスで移動だ。今日はスイスに入る。
しかし、大変な事態になった。バスの運転手がストライキを起こしてしまったのだ。スイスまではかなりの距離。運転手いわく、そんな遠くまでいったら規定の勤務時間を超えるというのだった。ツアコンさんは一生懸命、これは最初から決まっていたコースで貴方の会社からもそのように言われているはずだと説得するが、だめ。結局、運転手の会社に連絡を取り、会社から説得してもらったようだ。
２時間ほど足止めされ、運転手はふてくされながらも出発した。ツアコンさんはかわいそうに、泣いてみんなに謝っていた。
おかげでベルンに到着したのはかなり遅くなった。バスから見る限りとてもきれいな町のようだ。いつかゆっくり来てみようと思った。
スイスの首都ってどこですか？「ジュネーブ」って答える人多いんじゃないかな。ここ、「ベルン」ですよ。わたしもこのツアーに参加することを決めるまでジュネーブだと思ってました。（笑）
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